Japan, Be Ambitious!

日本という国は今全然ダメである。

まったく国に覇気というものがない。とくに、大学生、社会人、堕落しきってしまって、ふにゃふにゃになっている。

一番ダメなのが、男たちである。今の日本の成人男性、これほど情けないものはない。これからは女性の力などと謳われているが、おれからしてみれば、これまでも、これからも、男の力こそが社会を真に発展させる原動力なのだといいたい。サルバドール・ダリのあの名言が言い得て妙である。

 

だから、今おれが、Japan, Be Ambitious! というのは、日本人女性に対してではなくて、日本人男性にいうのである。日本人女性に対しては、Be  virtuous! とだけ言っておく。

 

トランプ大統領は、宇宙軍創設を発表した。これは、のちに彼の先見の明を示すものとして回顧されることになるだろう。というのも、宇宙開発は、人類存続のための唯一にして最大の方法だからである。

 

さて、日本の宇宙開発というのは、JAXAなる優秀な宇宙開発機関が存在しながら、素人目には、非常にしょぼいことをやっているという印象をうける。はやぶさ小惑星の石ころを持ち帰ったというニュースを見ても、たいして感心はしなかった。月に到達したアポロにくらべて、なんと夢のないプロジェクトだろう。それで、生命体の秘密がわかるかもしれないなどと言っていたが、おそらく、分析したところで、大した元素は含まれていないに違い無い。事実、それ以降発表はないじゃないか。ただ、宇宙空間であれだけの細かい作業ができ、それを無事帰還させられるというのはすごいことであって、もっとスケールの大きいことを考えるべきである。これでは宝のもちぐされというものだろう。遠洋航海ができる宇宙船を作るくらいの挑戦はできるはずだ。

 

AIにしても、そうである。国産検索エンジンがあってもいい。それが世界中を席巻していてもおかしくない。あるいは、国産のOSのスマートフォンがあっていい、それがiPhoneのように世界中で愛用されていてもいい。トヨタが車で成し遂げたことを、なぜ今の日本人はできないのか?

 

音楽にしても、昭和から今にかけての音楽は堕落しきっていて、青少年の男女の精神に害悪しか及ぼしていない。

偉大な文学は、もう50年ほど現れていない。

横山大観のごとき、日本精神の発露たる日本画は描かれていない。あの美しい赤富士を描く人はいない。

政治家にしても、吉田茂岸信介田中角栄など、あの個性あふれる面白く、独自性のある政策を果断する政治家があらわれていない。

 

こういう風になってしまったのは、武士道がことごとく廃れてしまったからである。日本の男は、気合いをいれてくれる精神的支柱がないと、すぐに女に支配されてしまうようである。農耕民族の宿命であろうか。

女に支配されていては、男の創造力は発揮できない。

 

優秀な日本人男性、東大やそれに準じる大学に通うだけの学力のある人、あるいは、学問はなくとも気骨のある人は、四書を読むことをおすすめする。すなわち、『大学』、『論語』、『孟子』、『中庸』である。これによって精神に喝をいれるとよろしい。とくに、『孟子』は素晴らしい書である。

MAKE JAPAN GREAT AGAINと言ってくれる、日本版トランプが現れるくらいじゃないと、日本の将来は危ない。